絹糸でビーズを編む「まくらめビーズ編み」

「まくらめ編み」はあまり馴染みのない言葉かもしれませんが、
サッカー選手などが手首につけているミサンガ(プロミスリング)や
ボヘミアン調の紐ベルトなどに見られる編み方、と言うと分かりやすいかと思います。
複数の紐や糸を、 端から順番に隣同士を巻きつけながら編み上げていく技法です。
その「まくらめ編み」を応用して、
台に張った糸にビーズを一粒通しては、隣糸に通したビーズと交差に編んでいくのが「まくらめビーズ編み」です。
デザインはパターン型が中心で、 形状は「平編み」や筒状に編む「丸編み」。
糸数、そしてビーズ数やビーズの大きさで、幅(太さ)を調節します。
糸は蝋引きした絹穴糸を使います。蝋引きする理由は、滑りやすく、糸を傷めにくくするためです。
また、ひとつのビーズの中で糸を交差させるように編むので、いわゆる「針」は糸のヨリに入ってしまいますので使えません。
1本1本丁寧に、糸の先端を針のように加工してからはじめます。
「ビーズ織り」は縦方向にビーズが揃いますが、こちらは交差して編むので斜めにビーズが揃います。
また、「オフルーム」は主に1本の糸で作りますが、こちらは複数本を同時に編んでいくのが特徴です。
絹糸で編むしなやかな手触りと、繊細なシードビーズの魅力を活かせる技法のひとつです。


作品例をご紹介します



「まくらめビーズ編み」の手順をカンタンにご説明します


糸の端を結び、台にマチ針で止めます。

まずは糸だけで編みます。マチ針に端の糸を1本、水平に引っかけます。

水平にした糸に、他の糸を順番に何度か巻きつけるようにして編んでいきます。

すべての糸を順番に編んで、結び目を並べるとこのようになります。
これが「まくらめ編み」の基本です。
ここが「編み始め」となります。

1本の糸にビーズを通して、隣りの糸でビーズをクロスさせるように、編みます。
この例は6本の糸で編む「平編み」です。

ガラスビーズを使用するので、引っ張る際に糸が傷まないように気をつけます。
力加減は慣れてきますが、強すぎず、弱すぎずに。

編み進めると「柄(パターン)」がはっきりしていきます。
柄(パターン)を入れる場合、「地色」に「配色(刺し色)」という色合わせを考えます。

パターンを繰り返して、ほぼ編みあがった状態です。

編み終わりは、最初と同様、1本の糸に他の糸を順番に巻きつけるようにして、糸だけで編みます。

糸だけを編んで閉じた状態です。均等に目が揃うように気をつけると仕上がりも綺麗です。

二つ折りにして糸をまとめ、金具を付けて仕上げました。
深紅にパールグリーンの刺し色が効いたかわいいストラップが完成です。
       



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